カリキュラム

第1回

第2回

シャブリのシャルドネ　パート１／パート2　　

今や最も普遍的な白ブドウとなったシャルドネ単一品種から造られるにもかかわらず、唯一無二の個性で他との差別化を確立するシャブリ。昨年には大橋健一MWによる『シャブリ-日本のワイン市場を俯瞰する』も刊行され改めて注目を集めています。私もその著書を片手に産地訪問をして得た見聞をもとに、今期は２回に渡りその個性の背景をじっくり深掘りしてみます。シャブリの街並み、スラン川のサイズ感、Grand Cru畑の優位性、霜対策、最近のワイン造りの傾向など実際に訪れて感じた発見をお伝えします！

第3回

ピノ・ノワール：ヨーロッパ編

ブルゴーニュ編、新世界編に続くピノ・ノワール第３弾。「旅をしない」といわれたピノ・ノワール。しかし今や世界各国に栽培地を広げ、ブルゴーニュにも匹敵するワインが続々誕生。ブルゴーニュ以外の冷涼なヨーロッパ産地でも、気候変動/温暖化の影響を受け質的に大きな向上をみせています。今期は、ドイツ、アルザス、ロワール、オーヴェルニュ、UK、イタリアなど注目産地をめぐります。

第4回

グルナッシュ/ガルナッチャ：土壌別にみる産地の個性

地中海沿岸で真価を発揮してきたグルナッシュ/ガルナッチャ。WSET Level3では「多様なスタイル」を生む品種として紹介されています。今回はこれまでの「地質と土壌」の知識を復習しながら、その違いがどのようにスタイルに影響を及ぼすかを考えながら品種と産地の個性を探ります。

第5回

Bordeauxマスタークラス：Lesson5　ボルドーのブドウ品種 ③ セミヨン
脇役的存在と言われることもあるセミヨン種ですが、ボルドーブレンドにおいては辛口から甘口まで重要な役割を果たす白ブドウの「主役」の一つ。ただ、現実には甘口ワインの消費が伸び悩む中、
セミヨンの今後はどうなる？　2025年6月ボルドーを訪問して感じたセミヨンの可能性、皆さんと一緒に考えましょう。