ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
「伝統」はどのように生まれ、
受け継がれてきたのか

日本語開催

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、イタリアを代表する高級赤ワインとして広く知られています。しかし、その魅力は単なる銘醸地の名声だけでは語り尽くせません。そこには、成立の歴史、アメリカ資本による市場拡大、伝統派とモダニストの対立、そして「伝統」とは何かをめぐる価値観のせめぎ合いがあります。

本講座では、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを、歴史・市場・スタイルの三つの側面から読み解きます。Biondi-Santiを歴史的起点として確認しつつ、1970年代以降のBanfiによる国際市場での拡大、さらにIl Marronetoを軸に、「伝統」という概念がどのように形成され、再解釈されてきたのかを整理します。

また、試飲を通じて、同じモンタルチーノでありながら大きく異なるスタイルにも注目します。Salicutti、Le Ragnaie、Talenti、Il Marronetoなどを比較しながら、果実表現、酸とタンニンのバランス、抽出や樽使いの違いが、どのように「伝統」や「現代性」と結びついて語られてきたのかを立体的に検討します。

本講座のポイント

1. ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの成立史を理解する
2. Banfi以降の市場拡大とスタイル形成を考える
3. 「伝統派」と「モダニスト」の対立を、味わいと社会背景の両面から捉える
4. 試飲を通じて、モンタルチーノにおける多様な表現を比較する
5. 「伝統」とは固定された過去ではなく、継承と再解釈のプロセスであることを考える

ブルネッロを飲んだことはあっても、その背後にある歴史や思想まで整理して学ぶ機会は多くありません。本講座は、銘柄を味わうだけでなく、モンタルチーノという土地で「伝統」がどのように生まれ、守られ、変化してきたのかを考えるためのセミナーです。イタリアワインに関心のある方はもちろん、産地理解をより深めたい方にもおすすめです。

  • 講義は日本語で実施いたします/The class will be conducted in Japanese.

講座情報

日時

2026年 5月 27日(水) 19:00~20:30

  • お申込み締切:前日 2026年 5月 26日(火)

開催決定日

2026年 5月 13日(水)

※ 最少催行人数達しない場合は講座をキャンセルする場合があります

講師

加治 あきDip WSET

日仏の認定ソムリエ。ボルドー大学ISVV(ブドウ・ワイン科学研究所)のDUAD(テイスティング適性資格)ディプロマを保持し、現在はマスター・オブ・ワインのプログラムに在籍している。
欧米で6年間を過ごした後に帰国。現在はワインライターおよびWSET認定講師として活動するほか、国際的に評価の高い英仏専門媒体への寄稿も行っている。

受講料

16,500円(税込)

テイスティン

予定グワイン

・Salicutti Brunello di Montalcino 参考上代:13,200円
・Le Ragnaie Brunello di Montalcino 参考上代:12,100円
・Talenti Brunello di Montalcino 参考上代:10,164円(Tuscany)
・Il Marroneto Brunello di Montalcino 参考上代:19,800円
・Biondi Santi Brunello di Montalcino 参考上代:47,850円

定員

13名

  • 先着順に承ります。

教室

お支払い方法

クレジットカードまたは銀行振込でお支払いください。

振り込み口座:
三井住友銀行 浅草支店
普通預金 口座番号7296264
口座名 株式会社アサヒビールコミュニケーションズ

受講時のご注意

お申し込み・受講いただく際に必ずお読みください。
本講座は旧キャンセルポリシーが適用されます。

日程・お申し込み

5/27(金)
19:00~20:30

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