Ettore Wine Column #03

エットレが選ぶ2017年のトップ5ワイン

2018年1月11日

2018年第1弾のコラムをお届けいたします!

皆さん、昨年はワインをたくさん飲まれましたか???私は年末に自分のメモ帳を見てみたところ、昨年はテイスティングコメントを200件以上書いていました。なんとその半分以上がフランスワイン!これではイタリア人に怒られちゃいますね。(汗)

それでは、私の2017年のトップ5ワインをご紹介します!

Louis Latour Corton Domaine Latour 2010

ブルゴーニュの知識を深めたいと思い飲んだワインのうち、30%はブルゴーニュでした。その中でベストを選ぶをしたらやはりル「イ・ラトゥール」です。とても複雑で赤いベリーのアロマがまだしますが、はっきりとした熟成感があり余韻も長く、とても良いバランスが取れています。

2013 Gaja Barolo Dagromis

若いかな・・・?と心配しながら開けたバローロですが、十分楽しめました。長い樽熟成のおかげでしょうか。バローロらしいしっかりとした酸味とタンニン。これからだんだんと複雑味が増していくと思います。

2014 Bodegas Caro (Barons de Rothschild / Catena) Caro

ラフィット・ロートシルトが造っているアルゼンチンのプレミアム・ワイン。やはりコスパの良いワインを探すなら、南アメリカは外せないですね。ブラックベリーの果実味に、ボルドースタイルの旨味(マッシュルーム・オリーブ・枯れた葉っぱ)が複雑さを加えています。しっかりとしたストラクチャーでとても良いです。

2015 Zind-Humbrecht Riesling Brand

今年のベストホワイト!樽を使っていなくてもこんなに複雑!オレンジ・カモミール・白い花、そして石のような香り。はっきりしているのにとてもエレガント。酸味・アルコール・ボディが良いテンションを造って、飲み込んだ後も長い余韻を楽しめます。

NV Jacquesson & Fils Champagne Cuvée No.739

力強さとエレガントさのバランスが取れているワイン。酵母・ヘーゼルナッツ・ピーチ・濡れた石のような香りと味わい。若干の塩っぽさもありますが、飲みやすいです。NVですが、毎年キュヴェの番号が進み、ベースヴィンテージも代わります。No.739は69%が2011年のワイン。ちなみにNo.740も既に出ています。


2018年は何を飲もうかな?もちろんできるだけ沢山試したいと思いますが、個人的には久しぶりにイタリアワインを中心に飲みたいと思います!結果は年末に・・・。皆さんも、2018年のワインライフを楽しんでくださいね。

特別賞

  • 2014 Paraduxx (Duckhorn Vineyards) Proprietary Red
  • NV Emilio Lustau (Almacenista) Jerez-Xérès-Sherry Fino del Puerto Jose de la Cuesta
  • 2013 Raventós i Blanc Cava Gran Reserva de la Finca
  • 2014 Bouchard Père et Fils Meursault 1er Cru Les Perrières
  • 2008 Disznókő Tokaji Aszú 5 Puttonyos
  • 2009 Goretti Sagrantino di Montefalco
  • 2012 Cantina Santadi Carignano del Sulcis Terre Brune
  • NV Opus One Overture
  • NV Bodegas Hidalgo Manzanilla La Gitana En Rama
  • 2014 Joseph Phelps Chardonnay Freestone Vineyards Sonoma Coast
  • 2015 Weingut Willi Bründlmayer Riesling Lyra Zöbinger Heiligenstein
  • 2014 Grande Polaire (Grand Poreru) Pinot Noir Hokkaido Yoichi
  • NV Marchese Antinori Franciacorta Tenuta Montenisa Brut Rosé